『造山者』仙台上映会 台湾と日本の各界関係者が台湾半導体産業の発展を語る
台湾華語文化学習センター「Meet Taiwan台湾華語・文化教室」と「台湾微体験」は、4月18日に仙台にてドキュメンタリー映画『造山者』の上映会を共同開催し、約100名の台湾・日本の来場者が参加した。会場では、台湾の産業発展や社会の歩みに対する高い関心が示された。
上映後には、仙台市経済局の山越淳司係長、株式会社オキサイドの竹内健吾本部長、福井大学の永井二郎教授を招き、産・官・学それぞれの立場から感想や意見交換が行われた。登壇者らは、台湾半導体産業がゼロから世界を代表する産業へと成長した歩みに高い評価を示し、本作品を通して台湾の技術発展への努力や成果への理解がより深まったと語った。また、台湾文化や社会への関心も高まり、会場では活発な交流が行われた。
駐日本代表処僑務組の李承芸副組長は挨拶の中で、『造山者』は単なる産業ドキュメンタリーではなく、重要な時代において個人・企業・政府が信念を持ち、挑戦を続ける精神を描いた作品であると述べた。さらに、台湾は人材と強い信念によって世界的影響力を持つ産業基盤を築いてきたとし、近年は半導体分野における日台協力も一層緊密になっていると説明。TSMC熊本工場設立を契機に、日台関係はさらに深化していると語った。
また、人と人との交流こそが、台湾と日本の相互理解と長期的な発展を支える重要な基盤であると強調し、本イベントを通じて日本の参加者が台湾の言語や文化への理解を深めることへの期待を示した。あわせて、「台湾華語文化学習センター—Meet Taiwan台湾華語・文化教室」が地域における台湾華語および文化普及の重要な拠点であることを紹介し、言語学習を通じた台湾理解の深化を呼びかけた。
主催者の張菁砡氏は、「半導体という専門性の高いテーマのため難しい内容になるのではと心配していたが、多くの方々に参加していただき大変感動した」と述べた。また、本作品に描かれている“勇気”と“信念を貫く姿勢”こそが、国家や個人の成長を支える重要な要素であると語った。
今回のイベントは、ドキュメンタリー上映と分野横断型の対談を通じて、台湾と日本双方の産業理解を深めるとともに、文化交流を促進し、今後の多様な協力関係に向けた良好な土台を築く機会となった。