台湾三大行事のひとつ「中秋節」を知る
台湾の「中秋節」は旧暦の8月15日を祝う三大節句のひとつです。日本では「十五夜」や「中秋の名月」として知られています。その日は祝日のため学校や会社はお休みです。家族が集まってお祝いをしながら過ごします。
中秋節の食べ物①:月餅
台湾人は中秋節に欠かせないのは月餅(げっぺい)です。中華圏での伝統的なお菓子です。中身はこし餡や緑豆餡や卵の黄身など様々があります。表面は文字か模様が描かれており、丸型に作られました。家族と一緒にお月見をしながら食べます。
中秋節の食べ物②:文旦
「文旦」は亜熱帯の柑橘系のブンタン類の一種です。台湾では、文旦のことは「柚子(ヨゥズ)」と呼ばれますが、日本の柚子(ゆず)と全く別物です。よく文旦の革皮に絵を描いたり、皮をきれいに剥い帽子として子供に被せたりします。
中秋節の食べ物③:バーベキュー
バーベキューは伝統文化ではなく、1989年台湾のバーベキューソースの広告がきっかけに広まったようです。今は既に定着しています。台湾人にとってお月見をしながら家族とバーベキューはとても合いますので、楽しく毎年必ずバーベキューします。
台湾の三大節句は家族が集まって食事する重要な行事です。今後「春節」と「端午節」も紹介していきます。お楽しみください!