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「普濟ランタンフェスティバル」五日間文化ツアーの記録

ランタンツアー

『MEET TAIWAN台湾華語・文化教室』が企画した『普濟ランタンⅹ台南旅行ツアー』は、皆さまの温かいご参加のおかげで無事終了いたしました!
五日間の旅では、仙台からの参加者の皆さんと共に台湾を巡り、旧正月の風物詩であるランタンフェスティバルを体感し、夏に描いた自作ランタンが台南の夜を彩る感動の瞬間に立ち会いました。

元宵節:夜を照らすのは光だけじゃない、文化の温かさも

2025年2月、『MEET TAIWAN台湾華語・文化教室』の張校長が仙台の皆さんを引率し、台湾へと出発。旅の最初の目的は、台湾の代表的な伝統行事「元宵節」を体験することでした。
元宵節(げんしょうせつ)は、旧正月の締めくくりとして行われる伝統的なお祭りで、各地で色とりどりのランタンが飾られ、街中が幻想的な光に包まれます。

台南——歴史と光が交差する街

次に訪れたのは、仙台の姉妹都市である台湾南部の台南。台南は「台湾の古都」として知られ、16世紀からオランダ、スペイン、鄭成功、清朝、日本などの影響を受け、多彩な文化と建築が息づいています。かつて台湾の首都として栄えたこの地には、過去と今が共存する独特の魅力があります。

台南普済ランタンフェスティバル × 仙台特別展示エリア

旅のハイライトは、やはり普済ランタンフェスティバルでの展示でした。会場には一際目を引く特別エリアがありました。
✨  日本・宮城県仙台ランタンエリア 
このエリアには、仙台市民が手作りした約150個のランタンが展示され、可愛らしい絵柄や繊細な模様、それぞれの作品から日本の皆さんの気持ちが伝わってきました。
この国際的な展示は、日台の文化交流を深めるだけでなく、台湾の伝統灯芸や地域文化の魅力を世界に発信する貴重な機会でもありました。

文化を巡る旅:台南を五感で楽しむ

📍台南の名物:担仔麺(たんつーめん)
小ぶりながら旨味が詰まった担仔麺は、台南発祥の人気料理です。元々は屋台から始まり、今では庶民の味として愛されています。

📍台南美術館
旧警察署の建物を活かした台南美術館では、台湾の現代アートや歴史的資料に触れ、芸術と文化の融合を感じることができました。

📍安平エリアと安平樹屋
安平は歴史と自然が融合した場所。特に安平樹屋は、倉庫の上を根で覆ったガジュマルの姿が印象的で、まるで時が止まったような美しさです。

📍旧台南県知事官邸
和洋折衷の美しい建物で、日本統治時代の歴史を今に伝えています。現在は文化施設として一般公開され、日台の歴史的つながりを感じさせます。

📍八田與一記念碑と烏山頭ダム
日本人技師・八田與一が建設したこの大規模なかんがい施設は、南台湾の農業に大きな影響を与えました。その功績は今も多くの台湾人に敬愛されています。

 

文化を照らす灯は、これからも

こうして「普濟ランタンⅹ台南旅行ツアー」は、たくさんの笑顔と感動を胸に、無事終了いたしました。文化の架け橋となるようなこの旅を通じて、改めて人と人、国と国をつなぐ力の大きさを感じることができました。
また次回、皆さんと一緒に台湾の新しい魅力を発見しに行けることを楽しみにしています!

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